タイミング法をとるならこれ！排卵検査薬のいろはと使用方法

妊娠を望む人の仲には、基礎体温など、排卵日を視野に入れたタイミング法をとっている方も多いのではないでしょうか。

今は排卵日を簡単に予測できる排卵検査薬なども出ていますが、正しく使用しなければせっかくの検査薬も無駄になってしまいます。

 

ここでは、排卵検査薬の使用方法についてお伝えします。

使用方法を正しく知って、有効に活用しましょう。

タイミング法で、排卵検査薬を使用するメリット

従来の基礎体温によるタイミング法では、排卵日を知る事は出来ても、妊娠するタイミングとしては遅いという問題がありました。

結果的に排卵日後に排卵日を知るので、卵子の受精可能な寿命時間と言われる６～１２時間以内にタイミングをとるのが難しかったんですね。

女性の体内には、【ＬＨ”ヒト黄体形成ホルモン）】というのがあるのですが、このホルモンは、排卵前になると分泌が急に盛んになります。

この増加現象が始まると、１４時間ほどかけてどんどん増加していき、その分泌量がピークに達した時点から約２４時間～４８時間以内で排卵されるといわれています。

排卵検査薬は、尿の中のＬＨ値の上昇を把握することで、反応するように出来ています。

つまり、排卵の１～２日前に排卵を予測できるということです。

病院などに行かずとも自宅で出来るということで、大変お手軽で経済的です♪

排卵検査薬でタイミング法をとると妊娠の確立はあがる？

一般的に言われている精子や卵子の寿命時間を考えると、排卵検査薬の使用は有効でしょう。

検査薬はホルモンの数値を元にしているので、４８時間以内の排卵は９９パーセントと言われています。

受精すれば１００パーセント妊娠できるというわけではありませんが、タイミング法をとるのであれば上手に使えばとても有効な手段です。

排卵検査薬の使用方法

排卵検査薬を使用し始める時期

これは、排卵検査薬のメーカーによって違いますが、一般的には個人の生理周期によって違います。

２８日周期ですと、前回の生理が始まってから１１日目から・・・・など説明書に書かれています。

また、生理が不規則な方の場合の説明も書かれていますが、一般的に前回の生理日から数えて、１２日～１４日目から使用を開始することが多いです。

＜ポイント＞

排卵検査薬の使用方法

メーカーにより若干の異なりはあるかもしれませんが、手順は大体同じです。

 

１　毎朝決まった時間で、朝起きてすぐの最初の尿で検査します。朝食やお水をとる前にしましょう！

２　検査薬シートを設置します。シートを検査器具にセットします。

３　シートに尿をかけて検査開始！

４　その後数分放置して、結果が出るのを待ちます。

排卵検査薬に陽性の反応が出たら・・・

排卵検査薬の陽性反応は、ラインが出たりスマイルマークが出たりと、メーカーによって違います。

よく言われるのが、「陽性反応が出てるのかどうかはっきりしない」というもので、これはＬＨの数値が徐々にあがっていく為です。

「え？これでマックスなの？」と悩むかもしれませんが、ラインが出たら仲良しを開始し始めた方がいいようです。

また、ラインが出たら、仲良しのタイミングを２回とると良いと言われています。

陽性反応が出ない時

陽性反応が出ない時は、次の理由が考えられます。

・生理不順などで排卵日が遅れている

・無排卵月経だった

・水分の取りすぎでＬＨの値が低くなっている

 

他にも生まれつきＬＨの値が低いなど病気の可能性も考えられるので、陰性反応しか出ない場合は産婦人科で受診することをお勧めします。

排卵検査薬はどこで買えるの？

排卵検査薬は、通販で簡単に手に入れることが出来ます。

海外製と日本製がありますが、どれも使用方法などは機能的には同じです。海外製の方が安いのですが、正しく使用するために日本の説明書がついた日本製をお勧めします。

また、回数ですが１回の検査で３～５本使用します。（個人差によります）

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まとめ

排卵検査薬と使用方法についてお伝えしました。

・排卵検査薬は、「排卵日」ではなく、「排卵日の前触れ」を感知する物

・排卵検査薬はＬＨホルモンの増加に反応するので的中率が高い

・排卵検査薬は、決まった時間の朝一番の尿を使用する

 

各メーカーの説明書をよく読んで、正しく使用するようにしましょう！

また、基礎体温との併用は大変お勧めです。

妊娠は、受精が全てではありませんが、自分の身体を知るのは妊活にとても大切な事です。

上手に活用して、是非妊活に役立ててくださいね。