小麦粉に含まれる「グルテン」は、体に様々な影響を及ぼします。
【不妊】もその一つ。
「え?小麦粉っておいしいし、色んな料理に使われてるし、みんな食べてるじゃん!」と思いますよね。(;・∀・)
でも、アレルギーに個人差があるように、ひょっとしたら小麦(グルテン)が妊娠を遠ざけているのかもしれません。
ここでは、不妊と小麦(グルテン)の関係、また妊活において小麦との上手な付き合い方についてお話します。
どうして小麦(グルテン)が体に悪いのか
小麦に含まれるグルテンと言うのは、粘着性の高いたんぱく質です。
通常、食物を摂取すると消化酵素によって分解されるのですが、このグルテンを完全に消化する酵素を人間は持ち合わせていません。
その結果、未消化のたんぱく質が体内に残ると、体は異物と判断してしまうため、炎症を起こしてしまうのです。
また、この未消化のたんぱく質は腸壁に穴をあけてしまうため、本来は体内に吸収されるべきではない毒素が腸から吸収されてしまうのです。
腸から吸収された毒素は、血液を通って全身に周ってしまう事で体に炎症を起こしてしまうんですね。
これだけでも怖いことですが・・・(;・∀・)
体は、グルテンを敵とみなすと、抗体を生み出します。抗体が出来ると、グルテンが体内に入ったらすぐに攻撃をするようになります。
ところが、グルテンのたんぱく質の形が甲状腺の形と似ていたりすると、正常な細胞まで攻撃してしまうんですね。
その結果、免疫疾患などの炎症を起こしてしまうのです。
免疫疾患の他に、考えられる症状としては・・・
・不妊
・生理不順
・肥満
・糖尿
・慢性疲労
・不眠
・肥満
・アレルギー
・鼻炎
・便秘
・自己免疫疾患
・アトピー
・うつ
・・などがあります。
該当する症状がある場合、グルテンの抗体を持っている可能性があります。
この他にもグルテンの特色としては、
・超高糖質→活性酸素を引き起こしやすい 炎症をもたらしやすい
・中毒性が高い→コカインなどの麻薬が結合するようなところに、小麦の成分が加わると幸せを感じやすいのでやめられなくなる
などが認められています。
活性酸素は妊活において大敵ですし、中毒性が高いというのも恐ろしいですよね・・・
まずは3週間グルテンフリーに挑戦!
グルテンに含まれる成分が体にどんな影響を及ぼすかが分かったところで、まずは【グルテンに対して抗体を持っているか】を確認してみましょう。
この方法は簡単で、とりあえず3週間だけグルテンを摂取するのをやめます。
そして4週目に、グルテンをあえて摂取してみます。
そうすると半日~1日以内で、体の変化をすぐに感じる事が出来ます。鼻水・鼻水が起きたり、便秘になるなどの症状がみられると思いますが、その症状の変化によって、自分がどのくらいグルテンに対して抗体を持っているのかが分かります。
もしも抗体を沢山持っているようであれば、今後も小麦の摂取は極力控えましょう。
そうでない場合は、自分の体に合わせてほどほどに付き合っていくようにしてください。
グルテンフリーの際に気を付ける食材
小麦(グルテン)は、加工食品ですと本当に沢山の物に含まれているので注意しましょう。
・味噌や醤油→市販されているものの多くはグルテンが含まれていますが、最近ではグルテンフリーの物も販売されています。
・そば→つなぎとして小麦が使用されている場合があります。十勝そばは問題ありません。
・カレーやシチューなどのルウ→カレー粉自体は問題ないですが、ルウには含まれています。
・ビールやサワー、焼酎→麦芽を使っているのでグルテンが含まれている可能性が高いです。
購入の際に、表示ラベルで確認するようにしましょう。
また料理の際は分量に気を付けてくださいね!
グルテンフリーを実行してみた
食事の工夫
あかりは、小麦大好き!練り物大好き!なので、3週間グルテンフリーが出来るか心配でしたが、色々と工夫をしたのでお伝えしますね。
<小麦の代わりにたんぱく質を多めに>
トーストが大好きで、朝ご飯の後(!)コーヒーと一緒にほんの少しだけトーストを食べるのが日課だったんです。
これを、コーヒーと卵に切り替えました。^^;
また、おやつもクッキーやなどをつまむときも多かったのですが、ナッツや果物に切り替えました。
<パンやパスタが大好きだったけど・・・>
パンやパスタが大好きなのですが、出来るだけお米を食べるようにしました。
それでも、お米ばかりでは飽きてしまうので、そんな時は【キヌア】を食べていました。
キヌアは栄養も豊富なうえ、パスタの代わりにサラダやパスタソースとあえるととても良く合います。
グルテンフリーの経過
実行してみて二日後くらいに鼻の通りが良くなった気がしました。
また、本当に心の底から小麦類が大好きだったので(特にパンが大好き!)、絶対にやめられないのではないかと思っていたのですが、四日ほど経つと、死ぬほど食べたいと思う気持ちはなくなりました。
二日目にダーリンが目の前でトーストを食べた時は、「私の前で良くも食べれたわね!!人でなし!!」と怒りまくっていましたが、
1週間後には、「パン食べる?」と自分は食べずとも、ダーリンには捧げられるほど寛大になっていました。笑
なんと!!2週間後には、「私の分のクッキーもどうぞ💛」とダーリンに差し出し、笑顔でその光景を眺めていました。
いつも大きい方は必ず自分のものにする上に、食べるのが遅いダーリンの分も最終的に奪い取るあかりとは大違いです!!!!
この余裕!!愛らしい妻!!!!
中毒症状が抜けたのかもしれません・・・( *´艸`)
・・・ですので最初の三日が勝負!!と言ったところでしょうか。笑
最初の三日くらいは本当につらかった・・・
(実は最初の1回目は2日目にすぐ挫折したし・・)
うん、ちょっと怖かったよね・・・
”不妊”を確認したいから、3週間ではなく1周期やってみた
あかりは、最初3週間のつもりだったんですけど(意思が弱いので、それ以上続かないと思っていた)、上記のように1週間も経つと食べないで平気でいられたので、とりあえず1周期(生理~生理)やってみることにしました。
生理や、基礎体温の変化など見られるかな~と思ったのです。
実際やってみると、あかりの場合は生理の量が安定し、生理痛が激減しました。^^
基礎体温の変化はあまり見られませんでした。
ちなみに、40日後に久しぶりにパンを食べたら、あまりおいしく感じられなかったのと次の日少しだけ便秘気味になりました。^^;
妊活の為に頑張ろう!と思う気持ちが強い場合は、生理~生理までの1周期くらいやってみると自分の体の経過が分かっていいかもしれません。
まとめ
不妊とグルテンの関係、また妊活においてグルテンフリーと上手に付き合う方法についてお伝えしました。
グルテンフリー3週間で実験してみて、あとは自分の体に合わせて上手に付き合っていけばいいと思います。
何も全く食べなくても、優先的に別のものにする・・・というゆる~い考えが継続する秘訣です!
妊活は、体にいい物を食べたり、運動するなど【足し算】も大切ですが、体に不必要な物を加えない【引き算】もとっても大事です。♪
ファスティングなどはきつくても、小麦をやめることくらいなら気軽ですよね♪まずは3週間のグルテンフリーを試してみましょう。
思った以上の自分の体を手に入れるかもしれませんよ!
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