あなたは男性で、愛する奥さんとの間に子供が出来ず、長い間妊活、もしくは不妊治療をしている。
そんな時、奥さんが生理の度に泣き崩れていたり、病院通いで治療が思うようにいかず、辛そうにしているのを見て、どうにかしてあげたいのに、何かをいうと返って口論になってしまう。
もしくは、どうしたらいいのか分からず逃げ腰になったりおろおろしていると、余計に怒られてしまう。
そんな経験をしているかもしれません。
ここでは、不妊で悩む奥様へ、男性が出来る対処方法についてお伝えします。特に奥様の状態が鬱などひどければひどいほど、参考にしてみてくださいね。
この記事を読む事で、奥様に寄り添いながら妊活を進めていく事が出来ますよ!
妊活中の落ち込みがピーク!生理が来た場合
妊活中に生理が来るというのは女性にとってどういう事かを知ろう
妊活中に生理が来ると、その経血を見ただけで胸がえぐられる思いをしている女性は少なくありません。
多くの女性は妊娠の為に何かしらの努力をしています。
食事や運動などの健康の見直し、不妊治療中の人は実際に痛い思いや苦しい思いを沢山しているんですね。
男性は、「妊娠成立」という事に関しては、精子を出すまでが仕事ですのでぴんとこないかもしれませんが、女性は元気な卵子を育てるところから着床し、受精卵が育ち、妊娠が成立するまで、それをお腹の中で、自分の体で感じています。
だから、妊娠がもっと自分に密着しているんですね。
自分の体調の変化に過敏になりながら、今度こそは妊娠出来るかもしれないと期待し、だからこそ辛い思いも痛みも我慢してがんばるのです。
そして、生理という月に1度の経験を通して、女性は妊娠の機会が月に一度しかない事をシビアに感じています。
男性はいつでも射精が出来るので、このシビアさが伝わりにくいのかもしれませんね。
でも、女性は、月にたった1度しかない機会だからこそ大切にして、全力で頑張るのです。
・・・なのに、生理が来てしまった。
努力は無駄だった。赤ちゃんが来なかった。
そんな時に女性が思うのは、「どうしてこんなにがんばってもダメなの?」という苦しい気持ちと、「もう今後、どんなにがんばっても無理なんじゃないだろうか」という不安な気持ちなのです。
これに加えてホルモンバランスの関係で、生理前~生理は情緒不安定さに拍車がかかります。心だけではなく、体からくる不安定さもあることを知ってください。
体の反応なので、どうにもならない部分があるという事です。これは、男性の勃起や夢精にあたります。
もしもあなたが、月にたった1度あなたが本当に望む仕事に恵まれるチャンスがあったらどうでしょう?
それ以外は無職です。
たった1度のチャンスの為に、勉強し努力をすると思うのです。時には痛い思いを沢山しているかもしれません。
でも駄目だった。理由は分からないけど駄目だった。今月も「不合格」の通知が来てしまった。
どんな思いがするでしょうか?
妊娠はグレーゾーンがありません。なぜなら「子どもを授かる」が目的なので、子供に半分恵まれた・・・とかないわけです。
妊娠は、そんな「子どもを授かる」の初めのステップであり、女性は大なり小なり、生理はその「初めのステップをクリアできなかったよ」という残酷なサインとして受け止めています。
生理が来たときに女性にかけてあげる言葉
多くの女性は共感してほしいと思っています。
だから、まず彼女が泣いていたら、彼女の気持ちを受け止めてただ抱きしめてあげましょう。
まちがっても、意見を言ってはいけません。
また、軽々しく「次があるよ!」というのもNGです。なぜなら、また頑張らなきゃいけないという疲労感に「次もがんばらなきゃいけないのか」と辛くなるからです。
だからまずは、彼女を泣きたいだけ泣かせてあげて受け入れてあげてください。
抱きしめたり、頭をなでてあげるのも有効です。
女性は守られていると思うと、安心できるからです。
その上で、
「大丈夫だよ。僕はきっと赤ちゃんが来ると思うよ。」
「つらかったよね。本当によく頑張ってくれてありがとう。」
「僕に出来る事があったら言ってね。」
と声をかけてあげてください。
忘れないでください。
女性は、気持ちを分かってほしいのと、守ってほしいのです。(妊活に限らずですが・・笑)
だから、彼女のつらい気持ちを受け止めて、彼女の気持ちを守ってあげてくださいね。
妊活中に男性が女性に普段から出来る事
女性は、「共感」と「安心感」を男性に求めています。
妊活などはどうしても女性に負担がかかりがちなのはある程度は仕方のないことです。
それでも男性が協力してくれると、女性は妊活中の「大変さ」や「つらい気持ち」を分かち合ったりすることできて「私の気持ちを分かってくれる。受け止めてくれている。」と思う事が出来るんですね。^^
また、男性から協力を得られていると思うと、「私は守られているんだ。愛されているんだ。」と、とても安心することが出来ます。
なので普段から出来る事としては、
・今日はどうだった?と声をかける。((不妊治療の場合は、病院に行ったら必ず自分から聞くようにして、妊活を任せっきりにしない)
・いつもがんばってくれてありがとうと感謝の言葉を述べる。(病院に行った日などは特に)
・彼女が妊活や不妊治療の話をしてきた時は、時間を作って携帯などをいじらず、彼女の話だけを真剣に聞く。
・「僕に出来る事があったら言ってね。」と何かの折には言うようにする。
・妊活や不妊治療に対して、「どうしていきたい?」と彼女の意見を聞くようにする。その時に即座に自分の意見を言わず、一度は彼女の話を受け入れる。
・時々は自分から家事を手伝う。
・時々は自分から妊活に対して勉強するようにする。勉強したことを彼女とシェアする。
・排卵日は気にしてあげる。その上で「タイミングを取りたいときは出来るだけ協力するから言ってね」と伝える。
・抱きしめたり、キスしたりとボディタッチをしたり、「愛してる」と言葉で伝えるなどの愛情表現をする。(守られてる!愛されてる!と思えて安心できます)
ポイントは、自分も妊活に協力している!彼女に任せっきりにしない!
という事です。
女性の妊活や不妊治療に対しての孤独感を取り除いてあげてください。
・・・どれも無料で出来ます。
しかも、針をさしたりなどの痛い思いもしなければ、恥をかくこともありません。
むしろちょっとした心遣いで、彼女はあなたをとても思いやりのある男性としてヒーロー扱いするかもしれません。( ´艸`)
あなたに恋をした時と同じように、あなたを愛し、尊敬するようになります。もちろん、笑顔も増えていきます。
彼女の心のケアをするという事は、彼女だけでなく、あなたにもメリットがあると言いう事なのです。
これらを全く怠っていた場合は、急な変化に彼女が戸惑うかもしれませんが、それでもめげずに根気強く続けていってください。
普段からこれらを行っていく事はとても大事です。
なぜなら、普段から協力の姿勢をみせていないと、いざっていうときに優しくしても「こんな時だけ調子がいい」と女性は思ってしまいがちだからです。
ですから全部出来なくても、1個か2個からでも普段からやるようにしましょう。^^
ちなみに物理的に男性が妊活で出来る事はこちらの記事を参考にしてください
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まとめ
本来、子宝というのは、妊娠だけでなく、出産も育児も女性一人でするものでもありません。
その役割分担から、女性に負担がかかることが多いのですが、だからといってすべてを任せっきりにしてしまうと、女性はとても孤独を感じて不安になってしまいます。
妊活は、夫婦で協力する子宝の第1ステージです。
そんな中、女性の心のケアというのは、男性が妊活に参加できることの一つです。
しかも、とてもとても重要な位置を占めています。笑
女性の心のケアをすると、女性は力を抜くことが出来て妊娠しやすくなります♪
大切な奥様の心をケア出来るのはあなただけです。あなたに一番、寄り添ってほしいと思っているのです。そして赤ちゃんは、奥さんと”あなた”の赤ちゃんです。
その気持ちをどうか受け止めてあげてくださいね。
奥さんが笑顔で赤ちゃんを待つことが出来ますよ!
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