コーヒーだけではない!妊活中のカフェイン摂取について

妊娠中等は「コーヒーなどカフェインの含まれるものは控えるように!」と聞きますが、では妊活中はどうなのでしょうか?

また、一日何杯なら飲んでいいの?などの疑問もわきますよね。

 

ここでは、妊活とカフェインの関係についてお伝えします。

 

 

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どうしてカフェインを控えなければいけないのか?

妊活の為にカフェインを控えなければならないと分かっていても、「なんで駄目なの?」という理由を知らないことには、決意もあっけなく崩れてしまうでしょう。

あかりちゃんだけかもよ。

・・・・

・・・という事で、最初に「なぜカフェインを控えるのか」についてお伝えしますね。

 

 

利尿作用による体の冷えと脱水症状

カフェインには利尿作用があります。

この時、尿と一緒に必要な水分や栄養素も一緒に排出されてしまいます。

お水とどう違うの?

ここで水との違いを簡単に説明すると、水は飲んでから30秒で腸から吸収されていくので水分補給にはぴったりなのです。

そして、余分な分だけが体外に排出されるので、脱水症状になることはないんですね。

それに対してカフェインは、再吸収される前に排出されてしまう・・・つまり、排出時には、摂取した時以上の水分を排出してしまうのです。

 

また、利尿作用には妊活に大切な栄養素である【鉄分】や【カルシウム】も排出してしまいます。

 

さらに、排出時には体温が下がるので、カフェインの大量摂取は冷えや脱水症状を引き起こす可能性があるのです。

 

妊活に大切な水分補給や栄養素、体を温める事を考えると、カフェインは控えた方がいいでしょう。

 

睡眠不足による女性ホルモンへの影響

カフェインには【覚醒効果】がありますので、昼間とりすぎたり、就寝間近に摂取してしまうと睡眠不足の原因になってしまうことがあります。

 

睡眠は妊活にとっての重要ポイント!

 

体は睡眠中に女性ホルモンのバランスを整えたり、細胞や体力を回復しています。

質のいい眠りを確保する為にはカフェインの量にも注意してみましょう。

 

胎児への影響がある

カフェインは、大人にとっては大した害がなくても、赤ちゃんや胎児にとっては影響が大きいです。

特に妊娠超初期は、のちに胎児の脳や脊髄となる大切な細胞の形成期にあたります。

この時期にカフェインを大量に摂取してしまうと、細胞に影響を与える可能性が大きいのです。

妊娠に気が付くのは5週目~の場合がほとんどですので、もう既にこの大切な時期に突入しているんですね。

 

その為、妊娠の可能性のある妊活中から赤ちゃんへの影響を考える必要があるのです。

また、カフェインの大量摂取で、流産の可能性が高くなるという研究結果も出ているそうです。

 

あかりがコーヒーを飲むときはね、

赤ちゃんが口をあけて無理やりコーヒーを、

飲まされてるところを想像してみたら?

ダーリンのこの言葉が結構心にひびいて、

 

どうしてもやめられなかったコーヒーをやめることが出来ました・・・( ;∀;)

 

カフェインを含む身近な飲み物

カフェインと聞くと、コーヒーが真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、実はまだまだ他にもあります。

飲み物 含有量/100ml
玉露 120
コーヒー(ドリップ) 90
コーヒー(インスタント) 45
栄養ドリンク 50
コーラ 10
ココア 30
緑茶 20
紅茶 20

玉露が一番多く含まれますが、玉露に含まれる「タンニン」には、カフェインを薄める作用があります。

また、紅茶には、タンニンに加えて「テアニン」という成分が、カフェインの力を弱める働きがあります。

このため、お茶や紅茶のカフェインについてはあまり騒がれないのです。

 

また、コーラなどは100MLに含まれる含有量は少なくても、実際に飲む場合は500mlのペットボトルだったりと、コーヒーやお茶に比べて多くなりがちですので注意しましょう。

 

カフェインとか、まったくとりたくないです!

という方や、カフェインのない飲み物(妊活にいい飲み物♪)については、

こちらの記事をごらんください。

↓↓↓

カフェインゼロの妊活中におススメのあったか~い飲み物たち

妊活中は一日にどのくらいカフェインをとってもいいのか

妊娠中では、カフェインの摂取を控えるようにという喚起がありますが、妊活中はどうなのでしょうか?

妊活中といっても、妊娠の可能性がある時期は、妊婦の一日の摂取量を参考にするといいでしょう。

 

世界保健機関(WHO)によると、妊婦のコーヒー摂取量は、一日3~4杯までにすべきとしていますが、

英国食品基準庁(FSA)は、「妊婦の一日あたりのカフェイン摂取量を200mg(コーヒー2杯程度)に制限する」としています。

国によって差があるのは、人種の体質だったり、体の大きさなどが影響していると言えます。

 

つまり

目安としてはコーヒーなら一日2~3杯程度だけど、

人によって異なるよ!という事です。

 

コーヒーの2~3杯は、カフェイン200~300mgに相当しますので、上記の表を参考にしながら自分の体調などと合わせて調整していってくださいね。^^

 

またコーヒーが大好きな人は、【絶対に飲まない!!】というだけでなく、

たまに・・・・息抜きに・・・という選択肢もあるわけですから、

ストレスをためないように上手に付き合っていきましょう♪

妊活の最大の敵はストレスです!!

 

まとめ

妊活中の気になるカフェインの摂取量についてお伝えしました。

コーヒー党の人も、これを機会に別の飲み物を楽しむのも良いですよね。新しいお気に入りが見つかるかも♪

コーヒーなどを全く飲まないという事は難しい気もしますが、カフェインには中毒性があるので減らしていく事で意外と、段々無くても大丈夫になってきたりします。

妊活は赤ちゃんを授かるのが優先事項ですから、上手にカフェインとつきあっていきましょう!

 

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