おりものと妊活の周期の関係

妊活中の女性は、排卵日などの関係から「のびおり」や「茶おり」など、おりものに関して気にしている人も多いですね。

おりものは、膣などのいくつかの生殖器官から分泌された粘液で、正しい知識を付けることで自分の体の変化を知ることが出来ます。

排卵日や生理の日なども予測できますので、上手に利用して、妊活でも役立てちゃいましょう!( *´艸`)

ここでは、妊活に役立つおりものと女性の体の周期の関係についてお伝えします。

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おりもので排卵日や生理日の予測がつくのは何故?

女性の体は、妊娠を目指し、一定の周期で変化しています。

妊娠する為に、体はホルモンを使っておりものの量などを調整することで、細菌を防いだり、精子を侵入しやすくしています。

おりものは、ホルモンのバランスの関係によって色や質などが変わってきますが、その周期は生理~次の生理まで大きく4期に分かれます。

このそれぞれの期間のおりものの変化や状態を知っておくと、排卵日や生理日など、妊活にとっても大切な情報を知ることが出来るのです。

 

周期ごとのおりものの質と量

女性の体の周期は、生理~次の生理まで大きく4つに分かれます。

・月経期

・卵胞期

・排卵期

・黄体期

それではそれぞれの周期ごとにおりものがどのように変化をしていくのか見ていきましょう。

 

月経期

月経初日~7日くらいの生理の期間です。

妊娠が成立しなかった場合、体は不必要になった物を、血液とともに体外へ排出します。

 

卵胞期

月経初日から数えて大体7日~14日位です。(月経周期28日位の場合の目安)

卵子のもとになる卵胞が成長していく時期です。

生理が終わったばかりで、おりものの量は最も少なく、粘り気は高く、精子の侵入を防ぐ時期です。

この頃の妊娠の確率はそんなに高くはありません。

 

排卵期

月経初日から数えて、大体12日~16日あたりです。(月経周期28日位の場合の目安)

卵巣から卵子が出て、精子を受け入れる準備をする時期です。

性交の痛みをやわらげ、精子をスムーズに運ぶために、おりものの量がもっとも多くなります。

期間は約2~3日で、色は透明に近く、卵の白身のようにとろっとしています。

いわゆる”のびおり”が出るのもこの時期で、10cmくらいとろ~っとのびます。

このタイミングで仲良しをすると、妊娠の確率が最も高くなると言われています。

のびおりが出るかな~くらいの頃からタイミングをとるとGood♪

黄体期

排卵後から次の生理が始まるまでの期間です。

排卵が終わると、おりものの量はだんだん少なくなっていきます。色は白っぽくなり、質は粘り気のあるドロッとした状態になっていきます。

月経期が近づくにつれ、おりものにうっすら血が混じったり、「茶おり」などと呼ばれる茶色っぽいおりものが出てくることもあります。

この頃、タイミングをとった場合、妊娠の確率はとても低いです。

 

これで、妊娠が成立しなかった場合、次の月経期を迎えます。

>>妊娠が成立した場合のおりものの変化は?

 

あれ?病気かな?注意したいおりもの

量が多すぎる

目安として、ライナーでカバーできないくらいの量が続くときは、性感染症などの疑いがあるかもしれません。

匂いや色に異常がなく、外陰部のかゆみもない場合は「子宮膣部びらん」の可能性もありますが、これは大人の女性ならほとんどの場合見受けられるので特に心配はいりません。

 

色の変化

通常のおりものは、無色透明か少し白っぽいです。

これが黄色っぽかったり、緑色、細かい泡が生じているようであったり、茶褐色、出血をともなっている状態が続いているようでしたら、性病や癌などの疑いがあるかもしれません。

 

質、匂い、痒み、などの異常

通常のおりものはすっぱいような匂いや無臭の物が多いです。

これが腐敗臭だったり、異様な匂いだと感じた場合は、異常を疑いましょう。

質も、ボロボロとしたチーズ状のものが出たり、痒みなどが伴うと”カンジダ”などの疑いがあります。

 

普段からチェックしておくと、異常に早く気が付けますよ

**おりものは、下着につくと変化します。

新鮮なおりものの採取の仕方はこちらの記事を参考にしてください♪
↓↓↓
福さん式で、新鮮なおりものを簡単に採取する方法

 

まとめ

おりものと女性の体の周期の関係についてお伝えしました。

妊活に大切な生理日や排卵日などの予測がしやすいというメリットもありますが、自分の今の健康状態を知ることが何より大切です。

普段からチェックしておけば、体の変化にも気が付きやすくなりますから、トイレに行ったときは欠かさずチェックする習慣をつける事をお勧めします♪

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