誰にでも出来る!不妊原因の【ストレス】を5分で解消する方法

ストレスは、精子や卵子の元気をなくしたり、病気を引き起こしたりと、不妊要素の大半を占めています。

ストレスが原因で妊娠しにくい体質になっているのに、

妊娠を望む多くの人が”妊活”そのものでストレスを引き起こしていて、まさに悪循環のパターンが多いです。

ここでは、誰にでも出来る簡単なストレス解消についてお話します。

ストレス解消だけでなく、色々と妊活中の女性に嬉しいメリットがありますから、どうぞお楽しみに!

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不妊原因ストレスを解消する丹田呼吸のススメ

まず、なんでストレスになるかというと、人間は【思考】する生き物だからです。

一説によれば、人間は一日に6万回と言われています。

そして人間は、危機回避の為、生命を維持していく為に、【不安】を察知しやすくなっています。

「この橋を渡っても大丈夫かな・・・・嫌々、落ちてしまうかもしれない」などと言う風に。

 

つまり、黙っていても人間というのは、不安を察知しやすく、一日に6万回も考える思考の大半が、この【不安】から生じているものなんですね。

 

そりゃー、ストレス溜まりますよね。(´・_・`)

 

でも、逆に言えば、一日にほんの数分、思考をとめるだけでストレスから解放されるのです。

 

これが、呼吸法をおススメする理由です♪

しかも、誰でも出来る簡単な【丹田呼吸法】をお伝えしますので瞑想が苦手な人も大丈夫です。^^

不妊原因のストレスを解消する丹田呼吸法のやり方

では、早速「丹田呼吸」の方法をお伝えします。

所要時間はフルセットで15分。簡単に済ませるなら5分くらいです。

 

1・姿勢は楽に

【呼吸】と【何も考えない】が大切なので、姿勢は楽な姿勢をとってください。

瞑想中に「あ、姿勢が・・・」と雑念が入ったり、姿勢に気をとられてリラックス出来ないのでは本末転倒だからです。

寝そべっていても座っていてもかまいません。

 

ただ、慣れてくると、姿勢がだんだんと正しくなってきますし、自然と「姿勢を正してやりたい」と思うようになって来ます。

 

その場合は、次の方法をとってくださいね。

<姿勢を正してやる方法>

椅子ならば浅く腰掛けます。

床の上に直接座る場合は、あぐらがお勧めです。体が固い場合は、枕などをお尻の下に敷くと楽ですよ!

長座で壁に寄りかかってもかまいません。

いずれにしても、天井からつるされているようなイメージで、首筋も背筋もまっすぐ伸ばします。

特に、首と仙骨(お尻の上の骨のぐりぐりする辺り)はできるだけまっすぐ伸ばしてください。

2・呼吸の準備をする

口をあけて「あ~」と言ってみてください。

そして「あ~」と言いながらそのまま口を閉じます。

すると、口は閉じていますが、のどが開いている感覚が分るでしょうか?舌もとてもリラックスした状態です。

これから瞑想する間の呼吸は全てこの状態でしてください。

どうしても難しい場合は、省いてしまって構いませんが、きちんとした瞑想をしたい場合は、この方法で行ってくださいね。

3・呼吸開始

まず、丹田を意識してください。そして吐く息から始めます。

のどの状態は、2で準備したとおりですから、口は閉じていますよ!

その後ゆっくり5秒かけてお腹(丹田)がパンパンになるまで吸います。お腹が膨らんでいくのを感じてください。そしたら息をとめて3秒待ちます。2の状態でいると、吸った時は、鼻からすった空気が開いたのどを通って空気が入っていく感じです。

その後、また5秒かけてお腹(丹田)がぺちゃんこになるまで息を吐いていきます。吐ききっておなかがぺちゃんこになったらまた3秒息をとめます。

 

い~ち・に~・さ~ん・し~・ご(息を吸う)ろく・しち・はち(息をとめる)

い~ち・に~・さ~ん・し~・ご(息を吐く)ろく・しち・はち(息をとめる)

の繰り返しです。

この状態で3回くらい繰り返します。

感覚が掴めると、リズムがとれるようになります♪

また、お腹に手を置きながらやると、膨らんだ感覚やぺちゃんこになった感覚が分りますよ!

4・数を数える

3の状態のまま、呼吸を続けていられればそれでいいのですが、慣れないうちはもうここで雑念が入ってきます。

そこで、数を数えてください。

吸って吐いて ひと~つ

吸って吐いて ふた~つ

といった感じです。

 

これを最低10回はやってください。^^

慣れてきたら朝晩やったり、30回やるなど回数を増やしていってくださいね!

呼吸法をやって、下腹部がつらかったりしんどいのは、効いてる証拠です!

少しずつ回数を増やしていきましょう。

丹田呼吸法のストレス解消以外のメリット

丹田呼吸法には、ストレス解消という大きなメリットがありますが、他にも沢山のメリットがあります。

婦人科系の病気の予防になる

口呼吸をしていると、最近が口から直接入ってしまい、その結果卵子や子宮に悪影響が出てしまいます。

特に、寝ている間の呼吸はとても大切な上に、自分で注意深く意識を向けることが出来ませんよね?

呼吸法を取り入れた瞑想をする事で、正しい鼻呼吸が身につくようになります。

また、舌をリラックスさせることで、食いしばる癖を直す事も出来ます。

正しい呼吸法を身につけると、細菌などから身体を守る事が出来るようになるのです。

便秘解消

お腹を膨らましたりへこましたりすることで、腸の運動を促します。

実際に呼吸法を毎朝起きてすぐにやると、便意をすぐに感じる方も少なくありません。

横隔膜が上下に動くことで、身体に負担なく、優しく腸にマッサージをしているのと同じです。

妊活中のデトックスとして便秘は大敵ですが、妊娠するとどうしても便秘がちになるので、呼吸法で老廃物を浄化しましょう♪

生理不順・婦人科疾患の改善

横隔膜を上下に動かすことで、下腹部全体をマッサージする呼吸法は、子宮などのデトックスにも有効です。

これにより子宮が綺麗になるので、生理不順が改善されたり、婦人科系の病気の改善・予防にもなるのです。

血液循環がよくなる

身体に酸素が十分行き渡っていく呼吸法は、血液の循環を良くしてくれます。

その結果、不妊の大敵である「冷えの改善」を初め、各種病気の予防や改善になるのです。

もちろん、お肌も綺麗になりますよ♪

身体もお肌も綺麗になります♪

自律神経を整える

自律神経を整えてくれるから、リラックス効果もあるのですが、寝つきも良くなります。

これは日常でも出来るので、例えばイライラしたり、焦ったり、緊張している時などはその場で呼吸法を行うだけで落ち着くことが出来ます。

試してみてくださいね♪

まとめ

以上、誰でも簡単に出来る【丹田呼吸】についてお伝えしました。

不妊改善には、運動や栄養など、やった方がいいこともありますが、やめた方がいい事も沢山あるのです。

その一つが、【思考】です。

 

特に妊活や不妊治療中の場合は、一日中治療の事や赤ちゃんの事を考えたり、生理が来るたびに落ち込んだりしている事もあるのではないでしょうか?

 

そんな悩みや思考を一日に数分止めるだけでも驚くほど体が変わっていきます。

丹田呼吸法は、ヨガなどでも使われているのですが、ヨガは体操ではなく、呼吸が大切なんですね。

つまり、ヨガをやらなくてもただ呼吸法を変えるだけで、思考をリセットし、体内を改善出来るのです。

 

妊活中や、不妊改善にはもちろんですが、日々の健康の為にも是非【呼吸法】を取り入れてみてくださいね!